にゃんにゃんの日

Twitterで、今日は「にゃんにゃん」でネコの日みたいなことが流れていて、勢いでそういう話を作ってみたけれど、正確には2月22日?

うん、先にきちんと調べるべきだった……
作ちゃったものは作ちゃったで良いんだけれど、何とも微妙な気分。

さて、iPadのみで編集してみたけれど、ちゃんと更新されるかな?


いつものように、皆で朝食を摂る。
そこで交わされる会話は、他愛もないこと。

町であんなものを食べてみたら美味しかった、子ども達がこんなことをやっていて可愛らしかった、例えばそんなこと。そんな些細なことでも、嬉しそうに話されれば、食事だって美味しくなる。

「ーーそういえば知ってる?」

ふと思い出したこと。

「何がだ? ルイズ」

尋ねるシキは、きっと知らないだろう。

「今日はネコの日なんだって」

「何か云われでもあるのか?」

「んー、多分そういうのは関係ないのかな? 単純に、今日の日付がネコの鳴き声みたいに置き換えられるからだと思う」

何とはなしに両手を丸めて「にゃん」とポーズを取る。すると、シキどころかお姉様も、ミス・ロングビルも、そしてテファまでもがクスリと笑う。

「……わ、笑わないでよ。自分でやっておいて何だけれど」

やってから後悔しても、もう遅い。本当に、散々にからかわれた。






お姉様が席を立つときに、一言二言、シキの耳元で呟いて行った。そして少しだけ時間をおいて、シキが追っていった。

「……うん、これはやるわね」

「……やるでしょうね」

私の言葉に、間髪入れずに同意するミス・ロングビル。

「何が?」

そして、分からないと首を傾げるテファ。

ちょうど良い。私だけが笑われるというのも何だ。

「テファ、一緒に良いものを見に行きましょうか」

「え? う、うん……」

あらあら、何でそんな怖いものを見た風に言うのかしら?









お姉様の部屋の前。

ドアはしっかりと閉じられているけれど、きっといる。ミス・ロングビルが手早く解錠の魔法で鍵を開き、二人で隙間からそっと覗く。テファも、後ろから覗き込んでいるんだろう。

ーーいた。

部屋の中央にシキとお姉様。猫耳を、そう、猫耳をつけたお姉様がいる。そして、「にゃん♪」とはにかみながらポーズを取る。

ミス・ロングビルと私、ぴったりとくっついているから、お互いの体の震えが伝わってくる。笑っては、笑ってはいけない。


シキがお姉様の頭を撫でる。

お姉様は「えへへ」と幸せそうだ。そして、その下でシキが私たちにあっちへいけと手を振っている。

何とか、何とか自分で自分を抓って堪えた。

でも、もう駄目。息が、できない。







次の日朝食の時。

テファがシキの前で猫耳をつけて、「にゃん♪」とポーズを取る。そして、撫でて、撫でてと、まるで誰かさんみたいに。

お姉様は顔を真っ赤にして逃げて行った。

そこまで恥ずかしいなら、やらなければ良いのに。

そしてテファ、何であなたがそんなことをするの? さすがに色々と心配になるんだけれど。


コメント
No title
……けしからん。実にけしからん。
2013/02/02(土) 14:36 | URL | 春都 #vlUPewpU[ コメントの編集]
Re: No title
可愛い女の子が「にゃん♪」とか言ってくれたらとても楽しいことになると思います。
2013/02/02(土) 16:32 | URL | you #-[ コメントの編集]
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